子どもが受容課題で離席した。
ABAセッションノート
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セッションの目的:
クライアントが受容課題においての適応行動を促すことを目的とし、離席の頻度を減らし、課題への集中力を向上させる。
観察内容:
セッションの開始時、クライアントは受容課題に対して高い関心を示していましたが、数分後に自発的に離席しました。離席する際の行動は、明らかな不安やストレスを示しており、特に課題の難易度が高まったタイミングでその傾向が見られました。クライアントは離席後、他の玩具に興味を示し、課題に戻ることを拒否しました。離席の際には、特に「面倒くさい」「できない」といった言葉を口にしました。
介入内容:
環境調整:
クライアントがリラックスできるように、静かな場所でセッションを実施しました。
課題に取り組む際は、短い時間で達成可能な小さなステップを設定しました。
視覚的サポート:
課題に対する視覚的な指示を用意し、クライアントが理解しやすいようにしました。
タイマーを使用し、課題にかける時間を可視化しました。
ポジティブ強化:
課題に集中できた時間や、課題をクリアした際には、高い評価やご褒美を提供し、成功体験を強調しました。
オープンなコミュニケーション:
クライアントが課題に対する不安や困難を感じた際は、それを話し合う時間を設けました。
離席を選んだ理由を聞き、感情を表現することの重要性を強調しました。
進捗状況:
セッション中にクライアントが受容課題に取り組む時間は、前回のセッションよりも若干増加しました(約5分から8分に増加)。
離席の発生頻度は依然として高いものの、感情を言葉で表現することができるようになってきました。クライアントは「難しい」と言った後、支援を求めるために手を挙げる行動を示しました。
ポジティブ強化により、課題に戻る意欲が少しずつ見られるようになりました。
次回の目標:
課題に対する集中力をさらに高めるため、時間を段階的に延長することを計画します。
離席した際には、必ず支援を求めるように働きかけ、サポートが得られることを理解させます。
コミュニケーションの機会を増やし、感情表現のスキルを引き続き強化します。
セッションの評価:
全体的に、クライアントの進捗は見られましたが、さらに支援が必要です。次回のセッションでは、クライアントが自信を持って課題に取り組めるよう、環境や支援方法を工夫していきます。